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執筆者の写真一矢 尾野

「親や職員には言えないんだけど、聞いてくれます? の関係をつくることで、意思表出を!」

「親や職員には言えないんだけど、聞いてくれます? の関係をつくることで、意思表出を!」 と神奈川県の賛同も得て、津久井やまゆり園など施設入所者と学生さんとの交流をすすめてきた「お友達プロジェクト」に取り組まれてこられた 勝又健太さん(北星学園大学、社会福祉学部助教)が、一矢さんの生活を見に来てくれました。 「交流の中で趣味のダンスやメイクのこと、これから施設を出て自立したいことや家族のことなどを(入所者が)学生に話していましたが、このことは学生の心を大きく揺さぶりました。」 などの報告も寄せられているようです。 勝又さんも「かずやんち」に一泊、少し介護のお手伝いもしてもらいました。 「今回一矢さんと生活の場をご一緒させていただいてお話を伺い、何より大坪さん、お父様お母様の一矢さんと共に生きる一心同体・一蓮托生の覚悟というものに触れることが出来た気がします」 「新田勲さんとの自立生活闘争の歴史を経て重度訪問介護という制度に発展させ継承してきた大坪さんのお話を受け目が見開かれる思いがし、改めて重訪パーソナルアシスタンスなしの地域移行・自立生活は考えられないという自身の思いが確信に至りました。」 「一矢さんが「一本橋こちょこちょ」してくださった時は涙が出そうになりました。」 など勝又さんからも、とても前向きな感想をいただきました。 一矢さんの生活ぶりが、もっと地域移行や自立のイメージに具体性を持たせる希望になれたら、こんなにありがたい話はありません。 この縁を大切に…これからが楽しみです














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