事件から8年目の7月26日、やまゆり園に献花に伺いました。(御両親ご両親、アーティストの工藤春香さん、神奈川新聞成田記者と)
工藤春香さんと一年ぶりの再会。
以前は、クルマが津久井方面に向かうだけでも不穏な状態になっていましたが、今回は車内でも笑顔がでるゆとりがありました。
途中の花屋で献花する花を
自ら選ぶ一矢さん。
献花の花をもって、園舎に向かう道でも笑顔。
神奈川県障害者施策審議会障害当事者部会の委員、猿渡達明さんと久しぶりの再会、一矢さんにとってはかけがえのない大切な仲間です。
今年3月の誕生日にもまだ寒い大雨の中、お祝いに駆けつけてくれました(涙)
永井園長とも久しぶりの再会。昨年は、拒否感があって中に入ることの出来なかった園舎の中へ…笑顔で暖かく出迎えてくださり、ありがとうございました。園の皆さんの協力があって、今の「かずやんち」での暮らしも実現しました。今度は是非、園長さんも「かずやんち」にいらしてくださいね!
笑顔まで見せていた一矢さん、何か感じるものがあったのか、急に顔色が曇り、不穏状態に…介護者の腕を掴んだり少し震えたりし始めました。真剣な眼差しは「もっとしっかり向き合ってほしい」と訴えかけているようでした。
工藤さんや、朝日新聞記者の森本さんもそんな一矢さんの不安に優しく寄り添ってくれました。傷の深さを改めて思い知らされました。
祈りと献花を捧げ, 亡くなられた19の魂の声なき声に静かに耳を傾ける…
少し不穏になる場面もあり、やはり、傷の深さは私たちの想像を絶するものがあると、改めて思い直しました。
それでも亡くなられた仲間たちの為に今年も祈りと献花を捧げることが出来ました。
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