津久井やまゆり園事件を乗り越えて、施設から地域へ…
神奈川県座間市で自立生活をする尾野一矢のホームページ
よってけ一矢んち
れいわ新選組
~政策研究集会~

2025年5月30日 れいわ新選組木村英子議員のお招きで、れいわ新選組政策研究集会に登壇させていただきました。

事件当時の混乱や一矢さんの地域移行の経緯、障害者運動の歴史から重度訪問介護制度、今後の地域移行、地域自立生活の課題などお話させていただきました。


皆さんの関心の高さと質疑応答、勉強熱心な姿にはとても心打たれました。天畠大輔議員も駆けつけてくれました。

そんな皆さんの気持ちに一矢さんも「一本橋こちょこちょ」で応える、とても充実した会になりました。


皆さん温かくお迎えいただき本当にありがとうございました。感謝感謝です!


国会見学、新たに設置されたスロープや車椅子用スペースなど案内して頂きました。

人間らしい「健康で文化的な生活」を送ることを願い、脱施設(府中療育医療センター闘争)から地域移行へと続く障害当事者運動(映像)の方々の血の滲むような命懸けの努力で勝ち取られてきた介護保障要求運動の歴史、そして地域での暮らしが可能であるにもかかわらず未だ施設での生活を余儀なくされているたくさんの入所者の方々と事件で亡くなられた19名の方々の声なき声が国政の場にもしっかり届き響いていけるように願うばかりです。
れいわ新選組の皆様方をかこんで 2025(令和7年)05.30参議員会館BF
~津久井やまゆり園元職員による障害者無差別殺傷事件を忘れないために~
尾野 剛志
↑当日配布した資料です。
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れいわ新選組 政策研究学習会 2025(令和7年)05.30参議員会館
尾野一矢さんの地域移行支援について〜事件の傷を乗り越えて〜
大坪 寧樹(やすき)
↑当日配布した資料です。
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に登壇させていただきました。

2025年8月24日天畠大輔議員の政策勉強会2025に登壇させていただきました。
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前回、れいわ新選組の木村英子議員から政策研究会にお招き頂きましたが、その時に会場にいらした天畠大輔議員が一矢さんと介護者(大坪)の関わりを見て、そのコミュニケーション支援の重要性にとても響き会う物があったようで、今回は天畠さんから再び「政策勉強会」にお声掛け頂きました。
その時、天畠さんの「あかさたな話法」を見させて頂いていると、国会のような実務的なスピード感が先走って行く中にあって、れいわ議員の方々やスタッフの皆さんが、天畠さんが発語する時に聞く姿勢=沈黙の内に虚心に集中して行く=を、ちゃんと心得ていらっしゃる姿がとても印象的でした。それは命と直接向き合う「今」に集中した効率性を外した時間が流れていく貴重な瞬間でもあります。
これは体感でしかわからないので、今のマスメディアを通しては中々伝わって来ない部分ですが、でもそこには何かを大きく変えて行く可能性があると思うのです。


今回は重度訪問介護の歴史も含めたコミュケーション支援の重要性という事で、一矢さんと共に介護者(大坪)がお話しさせて頂きました。歴史という事で介護者(大坪)が以前専従介護者(パーソナルアシスタント)をさせて頂いていた新田勲さんの足文字コミュケーションと脱施設(府中療育医療センター闘争)から続く介護保障要求運動と(70年代当時の映像)
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天畠さんの「あかさたな話法」、そして一矢さんとの関係性にも通底している重度訪問介護制度の要となる「見守り」の重要性をお話しさせて頂きました。一矢さんも「ちゃんとやらないからダメー!」と渾身の力を込めて訴え、登壇中、自分のポジションをしっかりと意識して、その務めを果たしてくれていました。 (朝日新聞)


鈴木良先生からは「知的障害者とパーソナルアシスタンス~重度訪問介護の可能性を拓く」と題して知的障害者の地域移行について国内や海外の事例も引きながら、とてもわかりやすく語ってくれました。
一矢さんも集まってくださった方々に「一本橋コチョコチョ」の大盤振る舞い。










とても和やかで楽しく充実した会になりました。ありがとうございました!


